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2019.06.12
コラム
労働トラブルのリスクについて
企業にとって、労働トラブルは大きなリスクとなります。例えば、残業代の時効期間は2年であるため、もし従業員から請求されたら、2年分の未払い残業代を支払わなければなりません。
仮に時給1000円の従業員に毎日1時間残業させていたとすると、時給1000円×1.25倍(割増賃金)×22日(1か月の勤務日数)×24か月(2年)で約60万円ほど残業代支払うことになります。数人の従業員から請求されると残業代の合計が数百万円になることもあり、会社にとっては大きな問題となります。
残業代について就業規則を見直すことなどの対応によって残業時間を抑制することが可能な場合もあります。残業代だけでなく、解雇やハラスメントについても、トラブルを回避するための事前の予防が重要となります。
半澤